今日が第3回目です。
前回の第2回で、時間に関わる表現を試みたらどうだろう、という議論になりましたので、時間表現について検討してみました。
この写真は、多摩美時代のSさんが数人の友だちと行った2年間の年表です。

2004年4月から2006年3月までの2年間、毎月どんなことをやって、どういうことを考えていたのかを一月1枚のカードとして書き出し、時系列的に並べてみたというのです。どこかに言った時の話、試験で追い込みだった頃、人間関係の話。ひとつひとつに書かれた言葉は断片にすぎませんが、学生の2年の生活と社会人になった人の生活が大きく異なるということが見えてきたと言うことです。また、思い出せない空白の時期がある、いったいそれはなんだろう。そのときには私はなにをやっていたのだろう、と考える。そして、他の人の活動を見て、思い出したり考えたりすることも出てくる。作っている途中でのおしゃべり、振り返りが貴重だったとのこと。
もちろん、人に話せないこともあるでしょう。また、一枚では語れないこともあるでしょう。さらには、そこに書かれたことを見てもいったい何のことかわからないこともたくさんあります(私たちが知らない人たちの生活の記述を見ているわけですから、当然ですが)。
次回は、こういうことをやってみようと思いました。
一年あたり1枚、年齢分の枚数のポストイットを貼ってみましょう。今やいろいろな色のポストイットがありますから、自分の気に入る・気分に合う色のポストイットを選んで、自分の年齢の枚数を並べてみましょう(75mmx75mmのものを使ってください)。そのポストイットに自分のやったこと、自分の状況、その頃の自分の思い、その他を書き込んでみましょう。
もしかしたら空白のカードが並んだ時期が続くかもしれません。また、20歳の参加者は20枚、70歳の参加者の方は70枚のポストイットを並べることになります。この枚数の違いが何かを語ってくれるかもしれません。
次回までにポストイットの一部分を用意していただこうと思っています。次回は、それを並べてみましょう。異なる世代の、あるいは同じ世代のカードが並ぶことによって見えてくることがあるでしょうか。

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